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その8 ラジオ英語講座ファン

私は、中学1年生の英語を習い始めた時から、ラジオの英語講座のファンです。最初は「基礎英語」から始めて、英語会話シリーズをいろいろと聞いていました。ラジオ講座の魅力というのは、何よりネイティブスピーカーである外国人講師の英語が聞けるのと、カジュアルな日常生活での会話の文体を学べることです。ラジオ講座は15分とコンパクトで、実際に日常会話で使われる生き生きとした英語が学べ、その時間は英語と自分だけの世界に浸れます。外国に行って、英語をしゃべって生活できたら・・・と想像するとワクワクしました。

その後、私はアメリカに15年近く滞在して、外国生活を満喫しました。そして日本に帰ってから10年が過ぎ、久々に外国人の患者を診ました。いざ英語で会話を始めると、自分の英語が、全くのブロークンイングリッシュ、ジャパニーズイングリッシュになってしまっており、愕然としました。これではいけない、英語の勉強をもう一度しなければ、と思い、またラジオの英語講座を聞き始めました。

ラジオの英語講座を再開するにあたって驚いたことには、昔と比べて番組がとても進化しているということです。バラエティーに富んだ番組がいろいろあって、それぞれ特徴が違って楽しめます。再放送の時間に合わせなくても、アプリで前の週の番組がすべて聞けるようになっているので、私は朝夕の犬との散歩の時に聞いています。私にとっての鉄板番組は、「実践ビジネス英語」です。英語のレベルが高く、内容も現在のアメリカの社会状況に即しています。私は、この番組からアメリカ社会の最近のニュースを知ったことが多々あります。例えば、貧困問題やマイクロホスピタルと呼ばれる新しい医療システム、過保護な親、そして高齢化社会についてなど。遠隔勤務や自動運転、防弾ランドセルなどの話題もありました。この番組の英語レベルは、私にとって理想レベルなので、できるだけ耳で聞いた英文を書き取るようにしています。

「ラジオ英会話」は、講師の先生が冗談好きな方で、楽しく明るい雰囲気の番組です。日本と西洋の文化のバックボーンの違いから説明してくれるので、なるほどと納得します。英語は、何でも言語化する文化なので、会話を短く終わらせるのではなくて、理由を説明したり、状況を補足したり、とにかくコミュニケーションを途切れさせない、相手を満足させることが必要だそうです。そういえば日本語では、「言わずもがな」的で、「雰囲気察して下さい」調の、言うとやぶへびになってしまうので言わないという文化的な背景がありますよね。もちろん英語圏の人も特に親切な訳ではなく、「聞かれないと言わない」というぶっきらぼうなところもあります。これからの国際社会に備えて、きちんと自分の意見や伝えたい情報を過不足なく伝える、という姿勢はとても大切だと思います。

そのほか、「現代英語」という番組では実際のニュースの英語を読んで勉強し、「ボキャブライダー」ではテーマや場面別の単語を毎回いくつか習います。昔私が学生だった時と比べると、今は勉強する気があればラジオやテレビ、そしてインターネットでいくらでも生の英語を学べるので、うらやましい限りです。私も、せっかく勉強するのだから、外国人の患者を診たり、自分が海外旅行したりして実際に活かせると良いと思います。

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