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その13 シニアのスポーツ:私の5カ条
私のスポーツ歴を思い返してみると、仕事や子育ての間に時間を見つけてスポーツをしていた30代40代の頃はスポーツジムでの水泳やエアロビクスなどのクラス参加が主で、「(ちょっと無理しても)できるだけ頑張る」がモットーだったように思います。今還暦を過ぎてスポーツすることに際して考え直してみると、やはり心身の衰えに合わせた心構えが必要だと思います。そこで「私の5カ条」としてまとめてみました。
① スポーツは健康増進のためと心得るべし
別の言葉で言えば「無理をしない」ということでしょうか。私も子供たちが独立し、自分の仕事も先が見えるようになり、自分自身のこれからの余生の過ごし方を考えることが多くなりました。趣味や旅行、食べ歩きなどの楽しみをしようと思ったら、やはり「健康」が大事だと痛感します。そしてスポーツをするとなれば、上手になりたい、より上のランクに進みたいと言った欲が出てきがちです。でも、無理をせずに、まずは健康増進に役立つということで満足したいと思っています。
② 痛みや異常を感じたら、一旦中止すべし
身体の一部に痛みや違和感を感じるということは、身体からの注意信号です。スポーツ選手でも、肘や腰の痛みや障害などで休業が必要になることがあります。私もこれまでゴルフで肘が痛くなったり、ヨガで股関節が動かしにくくなったり、原因は不明ですが腰痛になったりしました。故障が出たらまず安静に、そして悪くなったら病院へ行きましょう。良くなったら、再発を予防するためにやり方を考えたり、筋肉を鍛えたりするのが良いと思います。
③ 自分の心身の状態を軽んじるべからず
スポーツは体調万全の状態で行うことが理想的ですが、私も寄る年波には勝てず、寝不足だったり疲労が長引いたりすることが、若い頃と比べてより頻繁にあります。調子が良くなくてもそれなりにスポーツはしたいので、自分の体調を見ながら適度にするのが良いと思っています。
④ 周囲への配慮を忘れるべからず
特にゴルフは紳士のスポーツとして知られており、ルールやドレスコードなどが厳しくなっています。新型コロナウイルス流行の現在では、クラブハウス内でのマスク着用や感染予防などの対策もしっかり取られており、利用者も概ねルールを順守しています。他のスポーツでも、自分の周囲に目と気を配ることは大切で、ウォーキングでは他の歩行者や自動車に留意したり、スポーツジムでは他人との距離やマシンを使う順番などのルールを守ることなどが挙げられます。自分だけではなく、周りの人々も気持ちよく過ごせることが大事だと思います。
⑤ 楽しんでスポーツをするべし
最後になりましたが、やはりスポーツは楽しんでやりたいものです。健康のためにしなくてはいけないと義務感でするのではなく、自分がやりたいから、楽しいからするのでなければ長続きしません。「好きこそものの上手なれ」ですね。私が今一番集中しているのはゴルフです。ゴルフの腕はまだまだですが、私も少しずつゲームメーキングのやり方が分かってきました。最初はティーグラウンドに立っても、どう打てば良いのかわからず、「えーい、ままよ」という感じでした。最近はこれから打つ飛球をイメージして、集中力を高めて打つように努めています。集中力が高まると、自分とボール、そしてコース以外のものの存在が遠のき、ショットの瞬間は静けさと刹那さというか「今しかない感じ」があります。これがスポーツの醍醐味ではないでしょうか。そして結果はどうあれ、終わった後の達成感と次の食事およびビールの美味しいこと!
(2020/08/17 05:36:18)