メディカルミッション

やっぱり健康がいちばん!Good Health Comes First!follow us in feedly

 過去ログを読む(クリック)
その33 傷の治りとランゲルハンス細胞
その32 味覚障害と嗅覚障害
その31 ロコモティブシンドロームとその予防・対策
その30 私が決める私自身の介護
その29 清水選手『奇跡のレッスン』を見て
その28 健康寿命とシニアの体力テスト
その27 腰痛対策:骨盤を立てて座る
その26 セカンドライフの過ごし方
その25 誰にでも老化は来る
その24 スポーツ時の暑さ対策
その23 マインドフルネス
その22 コロナワクチン接種開始
その21 ネット依存、スマホ依存
その20 体年齢測定のしくみ
その19 目の健康をチェック!
その18 温泉は健康に良い?悪い?
その17 お肌ケア
その16 肩こりのツボマッサージ
その15 西洋医学がだめなら東洋医学はどうですか?
その14 下半身の筋力強化:バレトンがおすすめ
その13 シニアのスポーツ:私の5カ条
その12 インターネットでワークアウト
その11 夢のお告げ または 記憶のフィルタリング
その10 患者へのアドバイスの伝え方
その9 人間の宿命、腰痛とその対策
その8 ニュースとデマと現実と:新型コロナウイルス感染によせて
その7 寝る前ヨガ
その6 新・ウォーキングの常識
その5 ゴルフ肘、テニス肘
その4 良い姿勢の効能
その3 簡単で効果的なダイエット
その2 フットケア、私の場合
その1 体調を崩したあと、改めて健康に感謝!
BACKNEXT

その12 インターネットでワークアウト

私は昔からスポーツジムに通っては、エアロビクスやヨガなどのクラスを受けていました。定期的に適度な運動ができて健康のためにも良いし、スポーツのあとでシャワーを浴びてさっぱりするのも好きでした。ところが3年ほど前に、通っていた近くのスポーツジムが急に閉店になってしまいました。インターネットで調べると、別のスポーツジムは家からは遠く、しかも混んでいるようです。それなら、いっそネットのプログラムを家でやってみようと思い立ちました。試みにジムで顔見知りの人ふたりに、「インターネットでやっているエアロビクスを家でやってみようと思う」と打ち明けると、ひとりは「ふうん」と聞き流し、もうひとりは「そんなの絶対無理、続きっこない」と即座に全否定でした。同意してもらえなかったので少し拍子抜けしましたが、とりあえず自分ひとりでやってみることにしました。

さて、実際やり始めてみると結構楽しくて、もう3年以上、週に1、2回続けています。新型コロナの時代にもぴったりな、ネットでするワークアウトにはいろいろなメリットがあります。まず、沢山のプログラムがあるので、自分に合ったものや興味のあるものをいろいろ選べます。私はエアロビクスを主に楽しんでいますが、時々ヨガやストレッチ、またバレエとストレッチを合わせたようなバレトンというプログラムも試しています。レベルもいろいろあり、インストラクターも何十人もいます。例えばエアロビクスであれば、初級エアロ、初中級、中級、そして上級といった具合です。インストラクターも女性も男性もいて、説明が丁寧な人、ユーモアのある人、元気いっぱいの人など好きな先生のプログラムも選べます。

ジムに通うのと比べて圧倒的に良いことは、DVDを見るようにいつでも自分の好きな時間にできるということです。また、自分がうまくできないところは、繰り返し再生して習うことができます。ステップが複雑でスピードについていけない時は、スローモーションでも見ることができます。以前スポーツジムでエアロビクスに参加していた時には、難しいステップなどはついていけないうちにレッスンが終わってしまうので、ステップも覚えられずなかなか上達しませんでした。今は、一連の動きを覚えてしまうまで練習できるので、空いた時間などにもステップを踏んだりして運動できます。

逆にデメリットとしては、やはり私のジム友(?)がいみじくも指摘したように、自分で続けるというハードルが高いことでしょう。場所と時間、そしてやり続ける意思がないと、なかなか続けられません。周りに他の人がいないのは気楽ですが、実際のジムで味わう熱気には欠けます。また、ジムのように大きな鏡はなく自分の姿は見えないので、うまく運動できているかどうか、今ひとつ確かではありません。

でも、新型コロナでなかなか外出がためらわれる今の時代の運動方法としてはぴったりだと思います。将来的にもっと楽しめるためには、オーディオ技術が進歩し、一般家庭の居間でも、スイッチひとつで四方の壁が鏡になって自分の姿をチェックできたり、大画面スクリーンになって画像や音楽が臨場感あふれるように体験できたりすると、どんなに素晴らしいことでしょう。さらにIT技術も進歩して、インストラクターの姿がホログラムのように3Dで見ることができたり、ロボット技術が発達してロボットが目の前でステップを踏んでくれたりすると、外出するより家の中で居る方が絶対楽しくなると思います。

(2020/07/27 12:41:16)

ご意見・ご感想

皆様のご意見・ご感想をお寄せください。

ページトップへ戻る